壊れやすい恋、それを救うのがちょっとした気遣い

男女が相思相愛になっても、自然と恋愛に発展し、その後必ずしも上手く行くとは限らない。

学校や職場で毎日顔を合わせ、男女共「いいな」とは思っても、それを口に出すのは躊躇う、ちょっとした心にある羞恥心のようなものだろうか。

お互い相手の気持ちは十分察しているのに。

ある日、女性が男性がこちらへ向かってやって来るの確認した。それと同時にじっと視線を男性にしかっと合わせた(凝視した)。

一方男性は立ち止まって女性の目に自分の視線を合せた。

本来ならここまでくれば、自然の成り行きで、お互い寄りそう形になるのがほんとうだ。

しかし、男女共そうはしなかった。

お互いがお互いを凝視したまま、まるで蛇が蛙を飲み込む前にじっと睨んで、一歩も体が前に進まない、そういう硬直した状態である。

これはお互いがお互いを意識してなせる業であり、当人にとっては、緊張が緊張を生む、そういう感覚なのである。

その後も、お互い心の底では付き合いたいとは思っても、このことがトラウマとなって、せっかくのチャンスを活かせないどころか、恋のチャンスを自ら摘んでしまう情けない結果もあるのです。

ではなぜ恋がスタートする前にダメになってしまうのか?

これは男性の恋愛に対する経験不足で、女性にとっては最大限積極的な行動ー立ち止まって男性を凝視したことーを取ったにもかかわらず、男性としては次の行動を緊張感で何も行動がとれず、何事もなかったかのようにせざるを得なかったにすぎない。

が、女性としては、憤懣やるかたないだろう。

これは単純に男性に非があるとみていいだろうか?

初めての出会い、そして恋愛は男女双方が相手の意思、行動を尊重し、理解に努めることで初めて成り立つ。

一方が自分の想いの丈をおもいきりぶっつけても、理解に苦しまれるだけである。

こういう行動が空回りしても、何一ついい結果を生まないでしょう

恋愛は、そもそもちょっとしたことで壊れやすいものなのです。

女性は、特に恋している女性は、壊れやすさを防ぐために、何らかの安心感を得たいのです。

例えば恋占い。男性と女性の相性が恋愛占いでピタリといいと判断されたら、これ幸いに、男性にその相性がいいことを、普段と違って得々と話し、そしてウキウキして饒舌になります。

男性からすれば、話は聞いてなくても苦笑いしながらウンウンと聴いてやる。ちょっと微笑ましいなとは思いますが。

ガラスのコップのように壊れやすい恋愛を少しでも壊れにくくする、そんなちょっとした努力です。

以上のように、普段直接出会える男女は、ほんの些細な事でも壊れやすいことが認識できるようになったのは、田舎から広島へ出て社会人になってからです。

社会に出ると、職場によっては男女差の大きい職場、そう男が多く、女性がほとんどいないような職場、そういう職場に勤めたのでした。

街に出れば、通りすがる人の群れには楽しく手をつなぐカップルの多い事。そして一人歩く自分がなぜとはなく、取り残されたような惨めさにいたたまれなくなったのです。

そこでなんとか環境を変えたい、自分もあのカップルのようになりたい、そんな漠然とした当初の気持ちが、日に日に大きくなっていきました。

ある日、職場の仲間が広島出会い系をやっていることをこっそり教えてもらいました。

今でこそ他人に知られてそこまで恥ずかしくないとは思いますが、その当時は広島出会い系を利用することは、恥ずかしさはいく分残っていました。

それでも職場の仲間に教わったように、広島出会い系を利用してみると、わずか2週間ほどである女性とコンタクトが取れました。

その女性とは首尾よく付き合い始めましたが、数カ月もたたない内に別れました。

その原因が心無い一言にあったことは、後になって気がつきました。

例えば、胸は小さくないのに、小さいと言ったり、ウェストは細いのに、寸胴と言ったり、女性が傷つくようなことをわざと言ったりしたのが原因でした。

本人としては、冗談のつもりで言ったのが、そうは受け止めてもらえない、心のすれ違いでした。

いたずら好きな男の子がかわいい女の子にわざといじわるする、あの心理ににています。

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